「今ストレスのない生活をすることはまずできない!」
これは私の友人が私に断言した一言です!!
私もこの事に同意します、あなたはどうですか??
幼い子供から年配のに至るまで何かしらのストレスを抱えています!
こんな状況においてどのように自分を守ることが出来るのでしょうか?
ストレスの無い生活は無い!!
実際にストレスのないと思う生活がストレスを感じさせる事があるからです。
例えば以前アメリカ人の友人がこんな事を言っていました。
「日本人は本当に働くのが好きらしいよ。
以前私の職場にとてもよく働く日本人がいて、みんな感心していたんだ。辛い仕事を毎日毎日している。
そんな時に社長が、少し休ましてあげようと彼に休暇を一週間あげたんだけど、彼はそれでも仕事場に毎日来ていた。つまり休暇中も職場に来ていたんだ。
私の友人が彼に、
「なぜ貴重な休暇に仕事をするの?」と聞くと
彼は私の友人に
「家にいるストレスの方が、仕事をしているストレスより大きいので、職場に来た」
アメリカ人の友人は私に、
「信じられない! 日本人はみんなそうなのか?」
「そういう日本人は昔には沢山いたけれど、今はかなり少ないよ。」
それでも友人のアメリカ人はビックリしていた。
この話から色々な事が分かります。
- ストレスは私たちがいつも抱えるもの
- ストレスを受けた時の受け止め方
- 感じたストレスにどのように対処する方法の大切さ
ストレスの無い生活が存在しないのであれば、ストレスをどのように受け止めるかがとても大切なことになります。
積極的な考え方
私は昔キリスト教の友人からこんな話を聞かされました。
病気になった時にこう考えてみると見方が変わります。
病気はたくさんの人の愛情に出会える機会です。
病気になることで、医師や看護師、見舞いに来てくれる人、同じ病気の人、家族から愛情を感じることが出来る。
病気になることで、自分も普段自分の愛情を見せることのできなかった人も、愛情を人に示すことが出来る機会になる。
病気になることで、苦しみが増えたけれど、愛情を知ることが出来る。
こんな風に考えることが出来れば素晴らしい!と私は思いました
皆さんはどうですか??
病気の時にさえこう考えることが出来るのであれば、ほかの問題についても同じではないでしょうか?
認知的評価とは??
心理学者R.S.ラザルスによると
最初に受けたストレスをどう感じ、受け止めたかによってストレスの感じ方が決まります。
(これを、認知的評価と言います)
次に受けたストレスをどの様に対処するかで、その後のストレスの大きさも変わっていきます。
(これをコーピングと言います)
私達は一人ひとり性格が違うので、物事の見方もまちまちです!
冒頭で取り上げた働き者の日本人の話を皆さんはどのように感じましたか?
変わった人だ!と感じた人は多いでしょう。しかし彼の考え方はあなたと違っていたのです。
時に自分と違う考え方をする人を見かけると、その人を否定しがちになりますが、私はそういう人ほどストレスが多いと思っています。
冒頭の話を読んで、そんな人もいるんだ!面白い!と感じた方はストレスに対処しやすい考え方をしていると言えます。
注意しておきたいのは、考え方に正解不正解があるわけではないという事です!!なので、他人があなたにとやかく、あなたの考え方は間違っている!とか、あなたは変わっているなどと言うべきではないですし、言われるべきでもないのです!!
ただ・・
少し自分の受け止め方を変えるだけで、今のストレスを減らすことが出来るのです。
どんなふうに考えるのでしょうか?
例えば、
「なぜあの人は私と違う行動をとったのだろう?」
「私の尊敬しているあの人は、どう考えるだろう?」
「もっと自分を楽にする考え方は無いだろうか?」
という風にです。・・・・・
まとめ
ストレスはすべての人が持っているもので、ストレスのない社会は無い。
ストレスの見方(認知的評価)によって、あなたのストレスの大きさをコントロールできる
私たちは本当に多くのストレスを持っています。それから逃れることはあまり現実的ではないですし、良いストレスというのもあります。ストレスをコントロールできるのであればあなたの生活は楽になるはずです!!ぜひ試してみてください!!
あなたの人生 あなたが決める!!
このアドバイスがお役にたてれば嬉しいです!!