海外生活を続けて色々な人を観察してきています
カウンセリングも行っているので、日本とは違う文化をたくさん感じています。
今日はこんな事を考えてみました。
私の周りの人で、記憶力が落ちたとか、疲れがとれないと言っている人が大勢います。
よくよく彼らの話を聞いていると、ある共通点をすぐに見つけられます。
今回の記事は寝不足の問題点は山のようにあります。
(例えば夜5時間しか寝ない男性の睾丸は7時間以上寝る人と比べてかなり小さい とか・・)
が・・
今回は2つの寝不足の問題点と良質の眠りとは何かを紹介します。
是非脳のストレスを減らす良質の睡眠をしっかり理解してください!
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脳と記憶
寝ないと記憶が出来ない
睡眠と記憶はとても深い関係にあります。
カリフォルニア大学のマシュー・ウォーカーの研究で
睡眠を取ることは脳の記憶を助けることになる
まるで脳がスポンジを絞ったからからなような状態にし、睡眠から覚めると沢山の水のような情報を吸収する
という事を発表しました。
一夜漬けの勉強があまり意味のないという事です
彼の研究では
2つのグループを作りました。
1つは睡眠を8時間取ったグループ、もう一つは全く睡眠を取らないグループ
24時間後、2つのグループに新しいことを覚えさせてMRIで脳の働きを調べたそうです。
結果は・・・
このグラフにあるようになんと睡眠を取らないグループの脳は睡眠を取ったグループよりも40%も脳の働きが落ちていたことがわかります。
上の表の赤い棒グラフが睡眠を取っていないグループです。
さらに
彼の研究では、脳は睡眠を取らない状態では水をたくさん含んだスポンジのような状態と同じで、新しい情報を吸収できないと発表しました。
脳の海馬(上のグラフの脳の光っている部分)の部分では睡眠を取っていないグループは
ほとんどは働いていない状態です。
(赤い部分が睡眠を取っていないグループです)
あなたがもし、記憶が悪いと思っているのであれば、
脳のストレスを減らす良質の睡眠をしっかりとってください!!
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寝不足は体を壊す
脳のストレスを減らす良質の睡眠を得るために知っておくべきです!
これは スタンフォード大学のウイリアム・デマント博士が提唱した言葉です
これは睡眠不足がまるで負債(借金)のように積み重なって気づかないうちに
返すことが出来ないほどの膨大な借金になる
という考えです。
彼の研究では
脳は睡眠に入ると私たちの意識とは全く関係なく動き出します。
最初は骨、筋肉、免疫システムの成長や強化を行っていきます
次に、大脳が1日に吸収した沢山の情報を整理していくそうです。
例えば1日寝れば、嫌な記憶を忘れたりするのはそのおかげだと言われています。
とすると・・
「寝る子は育つ」この言葉は私達成人にも当てはまるんですね!!
睡眠不足・・・恐ろしいです!
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良質の睡眠とは?
スタンフォード大学のウイリアム・デマント博士の研究では
熟睡状態になるまでの時間が30分以内
夜中に目が覚めるのは1回以下
一日の睡眠時間の85%以上をベッドの上で過ごしている
(昼寝やうたた寝は睡眠時間の15%以下)
これは、大変です・・・
気をつけなければ・・・・
まとめ
私たちはストレスに囲まれて生活をしていますので、知らず知らずに脳に悪影響を受けてしまっています。
睡眠は私たちの記憶にとても大切ですし、睡眠負債をためないように是非注意してください!!
脳のストレスを減らす良質の睡眠を心がけていきましょう!
機会をみつけて良質の睡眠が出来る方法を紹介したいと思います。
あなたの人生あなたが決める!
このアドバイスがお役に立てれば嬉しいです
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