睡眠不足は体に悪いことを誰もが知っています。
寝ていないと集中力が落ち、それが原因でストレスを体にかけることも知っています。
でもついつい寝ながらスマホを見たり、動画を見てしまい寝不足になるのも事実!!
今回は睡眠不足が体におよぼす、有害な3つの理由を紹介します。
危険な理由1 脳の老廃物が溜まる
皆さんは脳から
老廃物が出ているって!!知っていますか? 私はついこの間まで知りませんでした!!
つい最近
睡眠をすることで、脳の老廃物を洗い流すことが出来ているという研究が発表されています。
科学学術誌『ScienceAdvances』で2019年2月下旬に発表された麻酔による睡眠の最新研究によると
ロチェスター大学メディカルセンターのマイケン・ネダーガーが論文を発表しました。
論文は「睡眠と脳の清掃機能」の関連性を研究したようです。
少しその論文を抜粋します!
深い、ノンレム睡眠時にあらわれる、ゆっくりと一定した脳活動(デルタ波)と心肺活動が、脳の老廃物排出プロセスに最も効率がよいことが実験により明らかにされている。この知見により、睡眠不足とアルツハイマー病の関連性や、なぜある種の麻酔が高齢者の認知障害につながるのか説明できるという。
脳と脊髄には無色透明の脳脊髄液とよばれる液体が循環しており、それは脳と脊髄の血管周囲に沿って移動しながら栄養分を分配し、老廃物を取り除く。われわれの睡眠中には、脳内のグリア細胞の一種であるアストロサイトが縮んで隙間をつくり、その隙間が脳脊髄液の排水溝のような役割を果たすという。これがリンパ系のように脳内老廃物を効率よく運び出すことから、グリア細胞とリンパ系をかけ合わせ、「グリンパティック・システム」と呼ばれるようになった。
かねて睡眠不足だったり睡眠の質が低かったりする人ほど、アルツハイマー病の原因のひとつといわれるアミロイドβ濃度が高いという報告があり、睡眠と老廃物除去の関連性が疑われてきたようです。
結果教授は
「睡眠は脳の老廃物排出システムにおいて非常に重要です。この研究では、深い睡眠であればあるほど効率的であることがわかりました」
「これらの知見はまた、睡眠の質や睡眠不足が、アルツハイマー病や認知症の発症を予測できるという根拠を、ますます強固なものにすることでしょう」
と言っています。
簡単に言うと!
寝ないと脳に老廃物が溜まります。老廃物は寝ている時しか排出できませんよ!!
寝ないとアルツハイマー型認知症になる確率が高くなりますよ!!
という事です!!
睡眠不足は体に大変な害があるようです!!
恐いですよね!!
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危険な理由2 判断力が狂う
寝不足になると脳の判断力が落ちて、心のブレーキが効きにくくなると言われています
症状として
ケンカ早くなる、暴言を吐く、不倫をする
普段は穏やかなのに、
こういう症状が出ている人と接しなければいけない状況が生じた場合、
睡眠不足が原因かもしれないので、
あなたは大げさに対応するのではなく、
そういう反応をしているのかもしれない
と考えて、出来るのであれば、おおらかな気持ちで見てあげる事はどうでしょうか?
もちろん普段からケンカや暴言を吐く人は寝不足が理由ではないでしょう!
寝不足と泥酔が重なれば、かなり判断力が落ちていることを理解しておきましょう!!
食べ過ぎる
睡眠不足は食欲をうまくコントロールできないので、空腹感を脳に伝える事が出来ず、接種カロリーを多く摂取する傾向があります。
睡眠不足の人は、健康的な生活をしているよりも一日500kcal多く取っているという研究もあります。500kcalとはラーメン一杯分に相当します。短期間の寝不足であれば、そんなに気にならないでしょうが、長期間の寝不足は、相当体にストレスをかけてしまう事になってしまいますね。
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危険な理由3 記憶能力が下がる
皆さんもご存知の通り、
実は睡眠と記憶は
とても深いつながりがあると言われています。
睡眠中は、
脳では重要なプロセスが起こっています。
夢を見ている間、脳は日中集めた情報を整理し、
後々使用するために保存したり、
長期的な保存を行います。
脳からホルモンを分泌し内臓の働きを促します。
メラトニンと言うホルモンは睡眠パターンをコントロールします。
夜間にメラトニンが沢山体から出るので私たちは眠気を感じます。
寝ている間に私たちの脳は、神経細胞が繋がって記憶が作られています。
ある大学の研究で、学生に40個の新しい単語を覚えさせる課題を2チームにやらせました。
1つのチームは睡眠不足で、もう一つのチームは睡眠をしっかりとらせました。
試験の結果、睡眠を良く取った学生のチームは、80%覚える事が出来ましたが、睡眠不足のチームは35%しか覚えることが出来なかったようです。
テストで一夜漬けをすると、少しはテストの点数が稼げますが、脳には学んだことを記憶しため込むことが出来ないので、すぐに忘れてしまいます。
ベストはやはり、日ごろ意識して情報を収集し、試験やプレゼンの前は
しっかり寝たほうがgood
簡単にいうと・・・・・
寝不足はバカになってしまいます。
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危険を減らす睡眠時間とは?
しかし
これには個人差がある事がわかってきたようで大体6-9時間の人が多いと言われているようです。
寝すぎも体に害があり、9時間以上寝る人は血流が悪くなる問題を抱え、命を縮めてしまうのです。
こんな方法をご紹介します!
まず一週間の間、夜に眠くなったら、我慢せずにベッドに入ります。その時に目覚ましをセットしないでください! そして翌朝、目を覚ました時間をノートに付けます。
これで1週間の平均を出すと、あなたに必要な睡眠時間を知ることが出来ます。
それを基準に、睡眠時間を調整するとベストな睡眠を取ることが出来ます。
まとめ
睡眠は私たちにとても大切なものです。
睡眠時間をコントールすることで、体、心をリセットする事も出来ますし、記憶の力を伸ばすこともできます。
私は有能な人は、遅くまで仕事をする人ではなく、成果を出す人だと思っています。有能な人は、何が重要で何が重要でないかを見分けることが出来るので、睡眠を確保し体も整える事が出来ると思っています。
私の周りにいる有能な人は、そういう人が多いと思います。
自分もこの記事を書きながら・・・・
あなたも是非 睡眠を大切に!!
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あなたの人生あなたが決める
このアドバイスがお役に立てれば嬉しいです